【黒船賞】2番人気のテイエムサウスダンが8馬身差V 岩田康「風になりましたね」

黒船賞5勝目の岩田康

高知競馬場で16日、JpnⅢ黒船賞(ダート1400メートル)が行われ、2番人気のテイエムサウスダン(牡4、JRA・飯田雄)が3角先頭の積極策から押し切り、ダートグレード2勝目を挙げた。勝ち時計は1分27秒6(重)。2着は1番人気のJRAスリーグランド、3着には大井モジアナフレイバーが健闘した。

8馬身もの差をつけて圧勝した岩田康は「風になりましたね」と第一声。「久しぶりにファンの前で騎乗ができてうれしかったですが、馬はビックリしていましたよ。素直でスピードもあって乗りやすかったです。力の要る馬場も合っていますね」と初騎乗での優勝に笑みを浮かべた。

岩田康自身、これで黒船賞は5勝目となる。最後に「ミスター黒船と呼んでください」と笑いを誘っていた。

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