フランスの時計メーカーB.R.Mがスーパーフォーミュラ協賛パートナーに。PP、王者にクロノグラフ贈呈

 フランスの高級時計メーカーである『B.R.M』は3月16日、2021年の全日本スーパーフォーミュラ選手権の協賛パートナーに就任すると発表した。今季、予選最速のポールポジションのドライバーには『B.R.MポールポジションAWARD』が、シリーズチャンピオンには『B.R.MシリーズチャンピオンAWARD』が授与される。

 B.R.Mは、創業者であるベルナール・リシャールが自らモータースポーツに情熱を注いでいるブランドで、世界中のレーシングカーやサーキットでそのロゴを見ることができる。アンドレッティ家をはじめインディカーではドライバーの多くがパーソナルな支援を受けており、フランスの若手育成カテゴリーや、マレーシアのセパン・サーキットのオフィシャルパートナーとしても協賛している。

 そんなB.R.Mは、日本ではKJホールディングス株式会社が設立したViron Japan株式会社がブランドのハンドメイドウォッチを取り扱う日本輸入総代理店となっているが、新たにスーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションと契約。全日本スーパーフォーミュラ選手権の協賛パートナーに就任することになった。B.R.Mはスーパーフォーミュラとともに開催されてきたTCRジャパンシリーズにも協賛してきた実績がある。

 今回の協賛にともない、2021年のスーパーフォーミュラでは、予選ポールポジションドライバーの最速の栄誉を称えるべく『B.R.MポールポジションAWARD』が制定された。ポールシッターには、各サーキットのコース図がデザインされたB.R.M特製クロノグラフが贈呈される。

 さらに2021年のシリーズチャンピオンに対しては、世界で唯一のB.R.M特製クロノグラフ時計がデザイン・設計・製作され、『B.R.MシリーズチャンピオンAWARD』として授与されることになった。ドライバーにとっても、モチベーションのひとつになりそうだ。

https://brmjapan.com

関口雄飛(TEAM IMPUL)

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