【新型コロナ】16日の横浜市 3人死亡、カラオケ店でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は16日、入院していた市内在住の70代の男性3人が死亡した、と発表した。また、10~90代の男女36人の感染が確認。35人が軽症または無症状、1人の症状は不明。13人の感染経路が分かっていない。

 市によると、死亡した3人のうち、2人はいずれもクラスター(感染者集団)が発生した高齢者デイサービス施設と特別養護老人ホームの利用者。もう1人は感染経路不明で、2月27日に陽性が判明し、その後状態が悪化した。

 これまでに従業員など3人が感染した市内のカラオケ店では、新たに客3人の陽性が分かった。市はクラスターが発生したと認定した。

 市内のクラスターを巡っては、二つの特別養護老人ホームでそれぞれ1人、4人の陽性が分かり、感染者数は計75人、計35人となった。

© 株式会社神奈川新聞社