本田圭佑 ネフチ・バクーでは“FW起用”へ「アジャストできる自信は持っている」

MF本田圭佑

アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーに入団した元日本代表MF本田圭佑(34)が、新天地ではストライカーとして起用される方針を示した。

16日に自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「本田圭佑『NowVoice』」(火曜午後7時)に出演した本田は、収録が入団発表前の14日としたうえで「契約は実質5月末までなので2か月半くらいの滞在になる可能性がある。その中でチームのサポートをどこまでできるか。新しい短期間の挑戦になる」と語った。

すでに首脳陣とも今後の起用方針について話し合ったことを明かし「監督や会長と話をして、彼らが求めているのは優勝争いをしてほしいと。求められているのは、ボタフォゴで挑戦していたボランチとかバランス的なポジションの役割よりは、もう少し攻撃的な所で力を貸してくれというニュアンスだった」とゴールに近いFWの位置でのプレーを打診されたという。

「ある程度そのへんは自分の中で整理はついている。もう少し攻撃のタスク、元々のスタイルに戻していく可能性がある」と日本代表などで実績を上げてきた慣れ親しんだポジションでの復活を誓った。

今後は「再開が4月頭になるので、そこに向けて調整している。もうケガは問題ない。あとは戦術理解や他のチームメートのクセ、対戦相手の特徴をこれから勉強していけたらいい。アジャストできる自信は持っている」。ネフチ・バクーで結果を出して、東京五輪代表入りをアピールする覚悟だ。

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