「1打席目の内容が…」巨人・原監督が2安打・松原に苦言

8回にも安打を放った巨人・松原だが…

巨人の原辰徳監督(62)がマルチ安打の若武者に注文を出した。

16日の中日とのオープン戦(バンテリン)は敵エース・大野雄の前に5回1点に抑え込まれ、1―6で完敗。試合後、指揮官は「1番・左翼」の出場で4打数2安打だった松原聖弥外野手(26)に「でも1打席目の内容がね」と苦言を呈した。

試合開始直後、松原は大野雄の前にアッサリと3球三振。3番・梶谷が二失で出塁したものの、無安打で初回の攻撃が終わった。「先頭打者がね…。1番、2番というのは役割がどこかにあるしね。凡打をしたとしてもね。まだ成長する糧はあるよね」と、指揮官は先頭打者の淡泊な打席が与える影響を指摘した。

元木ヘッドも「チームに勢いをつけたい時にあれ(3球三振)では、『相手ピッチャーがまたいいな』ってなっちゃう」と同意見だった。

もちろん松原本人も自身の役割は痛感している。「試合の入りでもあるので、先攻の1番バッターだったので、そこは本当に反省点だったと思います」と2安打よりも第1打席を反省していた。

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