スペイン1部レアル・マドリードの公式ホームページがハッキングの被害にあったと同国紙「アス」が16日に伝えた。
Rマドリードは16日に公式ホームページと公式ツイッターで「医療サービスがプレーヤーのロドリゴ(20)が右大腿二頭筋の腱に影響を与える筋肉損傷と診断した」と発表した。クラブがベルギー代表FWエデン・アザール(30)の離脱を発表した直後とあって、さらなる戦力ダウンが懸念された。
だが、同紙がクラブ側に確認したところ「それは真実ではなかった。Rマドリードの情報筋は、ウェブサイトがハッキングの犠牲になったとしている」と報じており、すでにロドリゴ負傷の情報は削除されているという。
現在スペイン1部ヘタフェでプレーする日本代表MF久保建英(19)と同期入団となるブラジル代表FWロドリゴは昨年12月に、この日のニセ発表と同じ「右大腿二頭筋の腱に影響を与える筋肉損傷」で離脱していたが、3月に入って復帰しており、負傷の事実はなかったという。
同紙は、ロドリゴが16日(日本時間17日)の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦アタランタ(イタリア)戦に向けてメンバー入りしており、プレーにも支障はないと伝えている。