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新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年4月からレストラン部門を休止している長崎県佐世保市上京町の老舗中華料理店「天津包子舘」が16日、看板商品の「じゃんぼ餃子」の持ち帰り専門店として営業を始めた。
同店は1954年創業。じゃんぼ餃子は開店当初から変わらぬ大きさで、60年以上にわたって市民に愛されてきた。コロナ禍を受け、昨年4月から休業。冷凍じゃんぼ餃子の製造のみ行ってきたが、焼いた餃子を食べたいという声が多かったため、持ち帰り限定での営業を決めた。
午前11時にオープンすると、次々と客が来店。同市黒髪町の自営業、山下敏久さん(62)は「子どもの頃から好きだったので、休業中は寂しかった。食べるのが楽しみ」と笑みを浮かべた。八木順平社長は「おいしいと思ってもらえるように、一生懸命に作っていきたい」と話した。
8個784円。1日千個限定。肉まんや、じゃんぼ餃子弁当なども販売している。営業時間は午前11時~午後3時と同4時~7時。木曜は同3時まで。火曜定休