最近の相撲部屋のちゃんこ鍋は「トマトにチーズ」もあり！

東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00～19:15)は、第72代横綱・元稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観、さらに幅広く、横綱の人生道を大いに語る番組。3月8日の放送では、リスナーからの質問に答えて「相撲部屋のちゃんこ鍋」について話した。

リスナーから「荒磯親方の作るちゃんこは、どんなちゃんこ？」と聞かれたが、親方は「ちゃんこは全く作れない。出世が早かったので、ちゃんこ番をやらなかった」そうだ。部屋のちゃんこについては「100種類はあるんじゃないかな」と、その数の多さに触れた。その代表的なもののひとつが「ソップ炊き」で「鳥のだしを使って甘めにする。よく食べるしょうゆ味のちゃんこ」とのこと。

最近は「今の若い人の口に合うようなものも増えた」と言い「トマト鍋にチーズ、パスタを入れたもの」など、洋風のバリエーションも増えてきたそうだ。親方は「15歳で相撲の世界に入ってきた力士は、きつい稽古で、なかなか食事ものどを通らない」と、新しい種類が増えてきた理由を話したが「昔では考えられないが」とも話した。

そして、ちゃんこ鍋が美味しい理由について「ものすごい大きな鍋に、いっぱい具材を入れて炊くので、だしの出方が違う。量の多さが美味しさにつながっている」と続けた。さらに「最近は、相撲部屋直伝のちゃんこ鍋セットも売っている。それを家庭でも利用してもらうと、おいしいちゃんこができるのでは」とアドバイスした。

大相撲3月場所開催中の15日は『荒磯親方 横綱人生道』に代わって『山本昌 野球人生道』を放送する。

※該当回の聴取期間は終了しました。