病み上がりワッキーが明かした「ケイスケホンダ」の説教事件

本田(右)にキレられたワッキー

お笑いコンビ「ペナルティ」(ヒデ=49、ワッキー=48)が、16日にサッカーのイングランド・プレミアリーグのアーセナル元監督アーセン・ベンゲル氏(71)の自伝「赤と白、わが人生」出版オンライン会見に出席した。

ヒデが「日本がアジアで常にトップをキープするために必要なこと。ワールドカップで常にベスト16に入れるようにするためには何が必要ですか」と質問。するとベンゲル氏は「日の丸の重みは決して悪いことではない。プレッシャーを原動力に変えること(が大切)。それができるのがスター選手」と持論を述べた。本田圭佑と香川真司の名前を挙げ「スター選手は決してプレッシャーを感じないわけじゃない。最も緊張感がある時間帯にボールを要求し、もらっても困らない選手をこの10年日本は輩出した」と評価した。

一方で、世界で活躍する日本人選手が見当たらない現状については「今は谷間の世代かもしれない。早くチャンピオンズリーグのビッグクラブにそういうプレッシャーを経験できる選手を日本が輩出できればいいなと思う」と話した。

中咽頭がんの治療を終え、今年2月に活動を再開したばかりのワッキーも元気な姿を見せた。チャリティーマッチの開催に「吉本にも何チームもつくれるぐらいサッカー好きがいる。ぜひやりたいです」と意欲を見せた。呼びたい選手を問われると「ケイスケホンダです」と即答。

ワッキーと本田には因縁があった。ワッキーが岡崎慎司にゴールを決めたら「び~よよよ~ん」のギャグをやってほしいとリクエスト。すると律儀な岡崎は2012年、オマーン戦でゴールを決めた後にギャグを披露。直後に同級生の本田に説教される“事件”が勃発。「『そんなことはするな!』と言ったらしいです」と笑わせた。「だからこそ来ていただきたいですね」とのワッキーのラブコールは本田に届くか。

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