サッカー元日本代表FW・森本貴幸がパラグアイで飲酒ひき逃げ容疑で逮捕

森本貴幸

パラグアイ1部スポルティボ・ルケーニョに所属する元日本代表FW森本貴幸(32)が現地で飲酒運転で交通事故を起こし、逮捕されていたことがわかった。16日、パラグアイの複数のメデイアが報じた。

地元テレビ局「ABC」によると、森本は首都アスンシオンで自動車を運転中にバイクと接触事故を起こし、バイク運転手を救助せずにその場を離れた。警察に拘束されて取り調べを受けた際、基準値を超える0・41ミリグラムのアルコールも検出されたという。在パラグアイ大使館も確認した。

バイク運転手の命に別状はなく、森本は保釈金を払ってすでに釈放されたという。地元紙「ラ・ナシオン」は森本が現場を離れた理由について「恐怖を感じたことと、警察の場所がわからなかったようだ」と報道。運転手に対して医療費など賠償を申し出ているという。

森本は昨年9月に当時J2の福岡と双方合意の上で契約を解消し、ギリシャ3部コザニに加入。だが、同リーグが新型コロナウイルスの影響で開催のめどが立たないことから2月末に退団。スポルティボ・ルケーニョへの入団が発表されたばかりだった。

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