福井の関電3原発差し止め認めず

大阪地裁、住民の仮処分申請却下

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関西電力の美浜、高浜、大飯の3原発の運転差し止めを求めた仮処分の申し立てが却下され、大阪地裁前で「不当決定」などと書かれた垂れ幕を掲げる住民ら=17日午後

 原発事故が起きると新型コロナウイルスの影響で人が密集する避難所への避難ができず、生命に深刻な被害を受ける恐れがあるとして、福井など4府県の住民6人が福井県にある関西電力の美浜、高浜、大飯の3原発の運転差し止めを求めた仮処分で、大阪地裁は17日、申し立てを却下する決定をした。

 決定理由で内藤裕之裁判長は「住民側は避難を要するような、原発から放射性物質が放出される事故が発生する具体的危険を主張しておらず、申し立てには理由がない」と判断した。

 申立書によると、対象は稼働中や定期検査で停止中の美浜原発3号機、高浜原発1~4号機と大飯原発3、4号機。