日本戦に臨む韓国代表FW黄喜燦がメンバーから除外 負傷のエース孫興民は?

ライプチヒのFW黄喜燦(ロイター)

韓国サッカー協会は17日、国際親善試合の日本戦(25日、日産スタジアム)に臨む同国代表でドイツ1部ライプチヒのFW黄喜燦(※ファン・ヒチャン=25)がメンバーから外れると発表した。

15日のメンバー発表では黄喜燦ら欧州クラブに所属する4人が選出されていたが、新型コロナウイルスによる感染対策として、ドイツに戻った際に2週間の各地が必要になることから、クラブ側が派遣を拒否したという。協会側も「ドイツ・ザクセン州の保健当局の隔離規定による」と発表している。また、追加招集は行わない予定だ。

黄喜燦は昨年までオーストリア1部ザルツブルクに所属し、日本代表MF南野拓実(26=現サウサンプトン)やFW奥川雅也(24=現ビーレフェルト)とプレーしていただけに日韓戦での激突が注目されたが、今回は実現しないようだ。

また、負傷した同国のエースでイングランド・プレミアリーグのトットナムに所属するFW孫興民(※ソン・フンミン=28)の招集可否は結論が出ていない。15日のアーセナル戦で左ハムストリングを痛め、前半途中で交代し、韓国のパウロ・ベント監督(51)は「クラブと意思疎通を図る」とコメントしていた。

地元メディアでは軽傷とも伝えられるが、イングランドで得点王争いを展開する韓国不動のエースだけに、その動向が注目されている。

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