巨人のチーム最年長野手・亀井善行外野手(38)が17日の中日とのオープン戦(バンテリン)でオープン戦初安打を放ち、好機を演出した。
2点を追う4回一死一塁で亀井は3ボール1ストライクから竜先発・勝野の142キロ直球を一閃。鋭い打球が右前へと抜け一死一、三塁と好機を広げた。
ここまで6打数無安打だったベテランの初安打に、ベンチは大盛り上がり。続く吉川が追撃の右前適時打で1点を返すと、二死満塁から若林が右中間に走者一掃の3点適時二塁打。この回、一挙4得点と逆転に成功した。
チームの精神的支柱であるベテランの一振りが、直近5試合でわずか6得点と湿っていたG打線を一気に燃え上がらせた。