マンUはC・ロナウド獲りに参戦せず本命ハーランドに集中

今夏の移籍が報じられたC・ロナウド(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍が報じられたイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の獲得レースに参戦しないと英紙「エクスプレス」が報じた。

ユベントスは新型コロナウイルスによる影響で収入が激減。資金難に苦しんでおり、年俸3100万ユーロ(約40億円)のC・ロナウドの放出を検討。スペイン1部レアル・マドリード、フランス1部パリ・サンジェルマン、ポルトガル1部スポルティングの3クラブともに、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターUも有力候補と伝えられていた。

資金力には定評のある古巣マンチェスターUは、Rマドリードと並んでスター選手の新天地として有力視されていた。しかし、同紙は「マンチェスター・ユナイテッドは、この夏の移籍期間中にクリスチアーノ・ロナウドと再署名することを推進しない」とし、かつてはクラブ内からC・ロナウドの復帰を望む声は出ていたと指摘した上で「今では、ほかのターゲットに焦点を移している」と報道した。

すでにマンチェスターUは、今夏のトップターゲットをドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)に絞り込んでおり、獲得に向けて全精力を注ぎ込む方針のため、C・ロナウド獲りには加わらないという。

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