ワタナベマホト容疑者 自身も“わいせつ被害者”だった! 動画で告白

渡辺容疑者を載せた車

元人気ユーチューバー「ワタナベマホト」こと、渡辺摩萌峡容疑者(28)が児童ポルノ禁止法違反の疑いで17日に警視庁に逮捕された。1月に欅坂46の元メンバー・今泉佑唯(22)と婚約を発表直後、未成年女性にわいせつ写真を要求していたことが発覚。ファン心理を悪用したものだが、実は過去に自身も〝性的虐待〟の危機にあっていた。

渡辺容疑者は昨年11月、ファンだったAさんに未成年と知った上でわいせつな写真を送らせた。自撮り画像を送ることを「修行」と称し、写真を30枚送ると「通話で言葉攻め」、50枚送ると「近くに来た時に会える」権利を与えるとウソの約束をした。当局の調べに対し「弁護士に相談してから話したいと思います」と供述している。

今回は加害者となった渡辺容疑者実だが、過去には見知らぬ成人男性から性的虐待を受けた経験を告白していた。

4年前に自身のユーチューブチャンネルで「なぜ、僕が人見知りになったのかお話します」のタイトルで動画をアップ。小学3~4年生の時、友達と公園で遊んだ帰りに、一緒に帰った見知らぬ24~25歳の成人男性から足を触られた。

極めつけは自慰行為について話され、「それを見せて欲しいって言われて。『3000円あげるからみせて欲しい』と。『ちょっと渋ってたら5000円あげる』と。ゲームも買えるし、遊戯王のパックも買えるし、OK出しちゃったんです」と当時を振り返った。

結果的には「ちょっと冷静になって、公園のトイレに行くか行かないかのところで、知らないおばさんがいて、指さして『お母さん』と言ったら。その男が走って逃げた」と危機を逃れたそう。

こんな経験をしておきながら、自らが未成年を毒牙にかけてしまった。

婚約している今泉は身重の身で、渡辺容疑者は一家の大黒柱として稼がなければいけない時期だった。後悔しても後悔しきれないだろう。

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