18日（木）午後も東・西日本は晴れる所が多く、最高気温は関東から西で4月上旬から下旬並みまで上がる見込み。過ごしやすい陽気の所が多いが、空気が乾燥するため火の取り扱いに注意が必要だ。新潟から北の各地も、雲が多めながら日差しの出る所がありそうだ。
19日（金）一部で雲多め
あす19日（金）にかけても、北日本の太平洋側や西日本で晴れる予想で、日中の気温は西日本で20℃前後まで上がる見通し。東京など関東南部は、湿った空気の影響で雲が取れにくいが、この方面も午後は晴れる時間がありそうだ。北陸から北の日本海側は雲が広がりやすいものの、天気の大きな崩れはない見込み。
週末の天気 日曜日は荒れる
20日（土・春分の日）は天気が西から下り坂で、九州の早い所では午前中から雨が降り出す見込み。午後から夜遅くにかけては、雨の範囲が東日本にも広がる予想で、西日本を中心に雨脚の強まる所がありそうだ。 21日（日）は低気圧が発達しながら北日本に近づくため、北日本を中心に風が強まり、海は大しけとなるおそれがある。西日本は午前中を中心に、東日本や東北は日中いっぱい、局地的に雨が強まるため注意が必要だ。なお、北海道は場所によっては、湿った雪の降り方が強まり大雪となる可能性がある。週末にかけても全国的に平年より気温の高い状態が続くため、雪が多く残っている所ではなだれに注意が必要だ。
週明けの天気
22日（月）は西日本で天気が回復するが、北陸から北の各地は寒気の影響で不安定な天気が続き、断続的に雪や雨が降る見込み。全国的に西寄りの風が強いため、晴れる地域でも実際の気温ほどの暖かさは感じられないかもしれない。23日（火）は晴れの範囲がさらに広がり、風もおさまってくるため、日中は過ごしやすい所が多くなりそうだ。
（気象予報士・高橋和也）
