国政3選挙区選挙、総選挙の前哨戦 平野氏

 「立憲民主党」が政権政党を目指しスタートから半年経ったのを受け、平野博文代表代行は17日の記者会見で、4月25日投開票で実施される衆院北海道2区と参院長野県選挙区の補欠選挙、参院広島県選挙区の再選挙について、総選挙に大きな影響を与える前哨戦との認識を示し「3選挙区でぜひ勝利しなければ」と決意を示した。

 立憲民主党は衆院北海道2区で松木謙公氏、参院長野県選挙区で羽田次郎氏を党公認で立てる。また参院広島県選挙区再選挙には立候補予定している宮口治子氏を推薦することを決めている。

 平野代表代行は衆院公認候補予定者について「他の野党と無所属を含め、過半数を超え、自公政権に代わる選択肢を示す体制をつくる」姿勢を見せた。

 また党所属国会議員が152人となり、衆院選挙公認候補予定者が200人を超え、46都道府県に党の総支部連合会ができたことから「幅広く民意を受ける体制ができた」として基礎的基盤が整ってきたことなどを成果として挙げた。(編集担当:森高龍二)

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