渡辺直美 侮辱演出企画の佐々木氏を非難せず「この体型で幸せです」

大人の対応をした渡辺直美

東京五輪・パラリンピック組織委員会の開閉会式の演出を統括するクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)がチーム内のLINEで侮辱問題を起こした件で、その対象となったタレント渡辺直美(33)がコメントを公表した。

五輪延期決定の前に所属事務所を通じて開会式への出演依頼を受けていたという渡辺は「最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております」と所感を記した。佐々木氏が投稿した「ブヒー ブヒー」「オリンピッグ=渡辺直美さん」という侮辱的な表現については「表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄(やゆ)されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」とつづった。渡辺は文面の中で佐々木氏を非難することはなかった。

最後は「しかし、ひとりの人間して思うのは」とした切り出した上で「それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております。私自身まだまだ未熟な部分もありますので、周りの方にご指導いただきながら、これからも皆様に、楽しんでいただけるエンターテイメントを作っていけるよう精進して参りたいと思います」と締めくくっている。

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