橋下徹氏、小池都知事に「すべて世論に乗っかれるかどうかが基準」

橋下徹氏

小池百合子都知事(68)は、1都3県の知事のテレビ会議をなぜ非公開にしたのか?

ことあるごとに「プロセスの透明性が大事」と言っていた小池都知事なのに、17日に行われたテレビ会議を「東京都の要望で非公開にした」と読売新聞が伝えた。

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)は18日、出演した日本テレビ系ワイドショー「ミヤネ屋」で解説した。

橋下氏は「小池さんは、すべて世論に乗っかれるかどうかが基準なので、自身の考えがどうなのかを明確にする姿を見られるのがイヤだったから。宣言を解除するのか延長なのか、どっちを判断しても批判が出るから、こんなところでオープンにする必要はない。まずは政府に投げておこうという判断」とし、「ぼくは賢明だと思いますよ」と評価した。

一方、MCの宮根誠司が「政治家としては優秀、でも都民の安心感というところは違う?」と疑問を投げかけると、橋下氏は「う~ん」と唸りながらも「だから、そういうところで支持を得ながら、対策を打ち出した方が東京のためにもなるし支持も高まる。だけど小池さんはその権力を適切に行使するところが足りないと思う」と話した。

小池都知事は世論に乗っかり支持を得るのは上手だが、肝心なその先の手腕が足りないということか。

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