ワタナベマホト容疑者 ファン心理につけ込み「隠語」でわいせつ写真要求

送検された渡辺容疑者 

未成年女性にわいせつな写真を送るよう要求したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで17日に警視庁に逮捕された元人気ユーチューバーの「ワタナベマホト」こと渡辺摩萌峡容疑者(28)の、ファン心理を突いた卑劣な手口の一端が明らかになった。

捜査関係者によれば、少女との最初の接点は昨年11月上旬。渡辺容疑者がインスタグラムではやっていた裸に「キープアウト」のテープで際どい部分を隠す写真とともに、「これをセロハンテープでやってくれるやつはいないか?」と投稿し、少女が胸にセロハンテープを巻いた写真をダイレクトメッセージ(DM)で送ったことだった。

その後、渡辺容疑者が「セロハンテープがにくい」と返信すると、今度は少女が指で乳首を隠した写真を送ってきたためエスカレート。隠語を用いて「〝くぱぁ〟の写真を撮って送って」などと指示して、わいせつな写真を送らせた。

渡辺容疑者は普段からDMには返信しないと公言していたといい、それを知っていた少女は指示に従わなければ「夢のような時間が終わってしまう」と思い、約1か月間、毎日のように写真や動画を送り続けたという。

一方、渡辺容疑者は「少女が自分の指示に従って写真や画像を送ってくれるので、調子に乗って送らせていた」と話しているという。

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