戦闘機操縦士を慰霊 宮崎空襲時に撃墜され犠牲

戦闘機の墜落地点に設けられた献花台の前で、空襲時の状況を説明した伊藤安夫さん(写真奥)

 1945(昭和20)年3月18日の宮崎空襲で、新富町の旧陸軍新田原飛行場(現・航空自衛隊新田原基地)から出撃、撃墜されて亡くなった戦闘機パイロットを慰霊する集いが18日、同飛行場南東の墜落地点であった。同町住民ら約10人が初めて開催。当時、一部始終を目撃した伊藤安夫さん(91)=同町三納代=は「ようやく弔うことができた」と涙を浮かべた。

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