【春場所】朝乃山が納得の4勝目 直前に正代、貴景勝ら大関陣敗れるも「集中していた」

明生(左)を寄り切った朝乃山

大相撲春場所5日目(18日、東京・両国国技館)、大関朝乃山(27=高砂)は幕内明生(25=立浪)を寄り切って4勝目(1敗)。取組後は「やっと前に出る自分らしい相撲が取れた」と振り返った。

この日は正代(29=時津風)、貴景勝(24=常盤山)が敗戦。結びの一番を務めた朝乃山は土俵下で大関陣の姿を見ていたが「自分の取組に集中していた」と、平常心を失うことはなかった。

6日目は2大関を撃破している幕内若隆景(26=荒汐)戦が組まれた。それでも朝乃山は「関係ない。自分の相撲を取ることを考えたい」と気を引き締めた。

また、関脇照ノ富士()29=伊勢ヶ浜)は幕内阿武咲(24=阿武松)に押し出されて初黒星を喫した。

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