【春場所】妙義龍が無傷5連勝 単独トップも冷静「一つひとつ丁寧に」

逸ノ城(左)を寄り切った妙義龍

大相撲春場所5日目(18日、東京・両国国技館)、幕内妙義龍(34=境川)が幕内逸ノ城(27=湊)を下し、5連勝とした。

立ち合いから押して、いなして、相手を泳がせ、両差しとなって寄り切った。序盤戦を終えて唯一全勝の妙義龍は「すり足がよくできているし、自分の流れ。いい内容じゃないですかね」と自己分析。続けて「すり足、テッポウを一つひとつ丁寧にやること。雑にならないように」と自身に言い聞かせるように語った。

兵庫出身の34歳。大阪開催から東京開催に変更となったことには「残念ですけど、両国で(相撲を)取っている姿を見せる」と意気込んでいる。連勝をどこまで伸ばすか注目だ。

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