【新日本】鷹木信悟 NJC準決勝で激突のEVIL挑発「本当は熱い試合がしたいんだろ?」

EVIL(右)を挑発する鷹木

新日本プロレス18日静岡大会「NEW JAPAN CUP」で初優勝を狙う鷹木信悟(38)が18日、準決勝(20日、仙台)で激突する前年度覇者・EVILに挑発的なメッセージを投げかけた。

鷹木はベスト4進出を決めた16日後楽園大会のリング上で、EVILとディック東郷(51)の合体技マジックキラーを浴びKOされた。この日の静岡大会では6人タッグ前哨戦で激突。先発を買って出ると、EVILに出てくるよう要求するが肩透かしを食らう。

ならばと再び対峙した鷹木はナックルを連発。カットに入ってきた石森太二(38)とまとめてダブルのラリア―トでなぎ倒すと、ブレーンバスターで投げ捨てる。だが熨斗紙を阻止されると場外から敵軍セコンドの東郷に足を掴まれ、フィッシャーマンズバスターで反撃を許してしまった。

試合は内藤哲也(38)がチェーズ・オーエンズ(31)をデスティーノで葬りロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに凱歌があがったが、鷹木は試合後もEVILと視殺戦を繰り広げ早くも決戦ムードだ。

「EVIL、もう小細工いらねえだろ? 今日も東郷が手を出してきたが、もうそういうのはいらねえよ(話が長すぎるため中略)。お前も本当は気持ちいい試合がしたいんだろ? 熱い試合がしたいんだろ? むしろお前は熱い試合、得意じゃねえか。仙台は初シングル。俺は楽しみにしてるんだ。楽しみにしているこの俺と、仙台の客を裏切るなよ」と、この日も異常なまでの熱量のコメントを残した。

一方のEVILも「お前、俺の心配するより、テメエの心配しとけ。この入れに意見すんじゃねえ。顔じゃねえんだ」と応戦。シングル初対決を制し、決勝戦(21日、仙台)の舞台に駒を進めるのは、果たしてどちらなのか――。

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