【新日本】オスプレイがSANADA粉砕し4強 フィンレーとの準決勝に余裕しゃくしゃく

SANADAの顔を踏みつけるオスプレイ(新日本プロレス提供)

新日本プロレス18日静岡大会「NEW JAPAN CUP」準々決勝で、ウィル・オスプレイ(27)がSANADA(33)を撃破しベスト4に進出した。

2回戦(14日、兵庫)で負傷した鼻に容赦ない攻撃を浴びたオスプレイは、Skull End(変型飛龍裸絞め)に捕獲され窮地に陥る。それでもラウンディングボディプレスをヒザで迎撃すると、サイレントウィスパー(変型トラースキック)で反撃に転じた。

オスカッターを狙ったところをオコーナーブリッジで丸め込まれるも、3カウントは許さない。粘るSANADAが繰り出そうとしたポップアップ式TKOをリバースフランケンシュタイナーで切り返すと、後頭部へ強烈なローリングエルボーを発射。最後は必殺のストームブレイカー(変型ネックブリーカー)で激闘に終止符を打ってみせた。

準決勝(20日、仙台)では、この日もう1試合の準々決勝でジェイ・ホワイト(28)から金星を挙げたデビッド・フィンレー(27)との激突が決定。オスプレイは「てっきりジェイが上がってくるとばかり思っていたからビックリだ。いやあフィンレー、すごいじゃないか。お前の親父さん(デイブ・フィンレー)もさぞかし鼻が高いことだろう」と祝福する一方で、余裕の表情は崩さない。「俺たちは年齢は同じとはいえ、これまで築き上げてきたものは全く違うな。ここまで上がってくるとはすごいけど、俺とはまだまだ大きな開きがある。俺のストームブレイカーを食らって、お前は夢から覚める。最近上がってる団体(米・インパクト)でもどこでも、好きなところで試合をするといいさ」と自信満々に言い放った。

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