阪神ドラ2・伊藤将とガンケルが開幕ローテ入り 矢野監督「決めなければならない次期」

阪神・伊藤将(左)とガンケル

阪神・矢野燿大監督(52)が18日、兵庫・西宮市内の甲子園球場室内練習場で行われた全体練習終了後、報道陣の取材に応対。ドラフト2位左腕・伊藤将司投手(24=JR東日本)と、ジョー・ガンケル投手(29)を開幕ローテーション投手として抜擢する考えを明かした。

阪神の開幕ローテはここまで藤浪、青柳、西勇、秋山の4人が〝当確〟。当落線上の投手たちは、残り2つのイスを争う格好になっていたが、有力候補だったチェン・ウェイン投手(35=前ロッテ)は17日のウエスタン・教育リーグ中日戦(ナゴヤ球場)で6回途中を8失点。高卒2年目右腕の西純も同日のオープン戦・西武戦(メットライフドーム)で4回3失点と結果を残せなかった。

これらの結果を受け指揮官は「最終決定はまだだけど」と前置きした上で「ある程度決めなければならない次期。(伊藤)将司とガンケルを使おうと思っている」と明言した。

阪神はここまでオープン戦10試合を消化し7勝2敗1分け。ソフトバンクと並び首位に立つ。「手応えも感じている。打つ方も守る方も〝当たり前〟のレベルが上がっている。結果だけでなく中身に関しても手応えを感じている」とシーズンへの自信を語る矢野監督。集大成の任期3年目へ、準備は着々と整いつつある。

© 株式会社東京スポーツ新聞社