明徳義塾(高知)の名将・馬渕監督が仙台育英(宮城)に須江監督に脱帽だ。
第1日、第2試合の強豪校同士の対戦は、仙台育英の古川―伊藤の継投の前に明徳打線が沈黙。再三の好守で先発の代木を助けたが、わずか1安打に抑えられ、0―1と完敗した。
明徳野球を封じられ、試合後の馬渕監督は「今日はツキがないなあと思っていた。早打ちになってヒットが出ない。ノーアウトで走者が出ない。負ける時はこんなもんですよ。代木は研究されていた。流れが来るかな、と思っても来ない。1―0だけど、点以上に実力差はあると思った。明徳野球ができなかった」と悔しさをにじませた。
さらに敵将の須江監督に「東北でリーダーシップ取れる監督かもしれませんね。投手の精神力も強い。脚力もある。よくあれだけ足の速いのを揃えましたなあ」と称えていた。