組織委・橋本聖子会長が五輪演出に言及「佐々木氏の下でかなりの部分が出来上がっている」

定例会見を行う橋本会長(代表撮影)

東京五輪・パラリンピックの橋本聖子会長(56)が19日、都内で定例会見を行い、タレントへの侮辱行為で辞任した開閉会式の演出を統括するクリエーティブディレクター・佐々木宏氏(66)の後任に言及した。

昨年3月、演出チーム内のLINEでタレント渡辺直美(33)に対して「ブヒー ブヒー」「オリンピッグ=渡辺直美さん」など容姿を侮辱して批判を浴びた佐々木氏は18日までに辞意を表明。すでに固まりつつあるプランを維持しつつ、トップの後任選びが急務となっている。

橋本会長は「どういう方にトップになっていただくか、チームの方々とも相談していかなければいけない」とした上で「佐々木氏の下でかなりの部分が構成され、出来上がっていると聞いている。より素晴らしいものが世界に発信できる開閉会式になるように、しっかりと準備に取り組んでいきたい」と話した。

残り4か月、こちらの準備も慌ただしくなってきた。

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