大相撲春場所６日目（１９日、東京・両国国技館）、カド番大関貴景勝（２４＝常盤山）が、幕内志摩ノ海（３１＝木瀬）を一気に押し出して４勝目（２敗）を挙げた。
５日目に２敗目を喫したが、押し相撲を信条とする大関らしい取り口。今後は勢いに乗っていけそうな勝利だったが、「今日は今日で集中できた。また明日の１番に集中したい。１日１日の結果なので、また明日頑張りたい」と気持ちを引き締めた。
６日目で全勝が消え、１敗の大関朝乃山（２７＝高砂）らを１差で追う展開だけに、まだ逆転は可能。貴景勝は「明日の相撲に集中することが後日につながっていく。しっかりやっていきたい」と改めて１日一番の気持ちを強調した。
