今度は野村萬斎が〝もらい事故案件〟 文春で「空飛ぶ茶室」構想バラされる

再登板を求める声も上がっているが…

東京五輪・パラリンピックの開閉会式をめぐる〝侮辱演出問題〟のせいで、思わぬとばっちりを受けたのが狂言師の野村萬斎(54)だ。

これは開閉会式のクリエーティブディレクターだった佐々木宏氏(66)が昨春、演出チーム内のLINEでタレント渡辺直美(33)を「ブヒー ブヒー」「オリンピッグ=渡辺直美さん」とブタに見立てた演出を提案。18日発売の「週刊文春」で詳報されると、同氏は辞任を表明した。

その舞台裏の中で目を引いたのが、〝2人目の責任者〟となった野村が「茶室が空を飛ぶ」といったアイデアを出し、森喜朗氏から「意味が分からん」「具現化しろ」とダメ出しを受けたといったくだりだ。

野村が束ねた制作チームは昨年12月に解散。佐々木氏にバトンタッチすることになったが、詳しい事情はイマイチわからず「どうして?」「何かあったの?」と当時話題になっていた。

期せずしてその〝答え〟の片鱗が今回の文春で明るみになったことで、ネット上では野村の〝もらい事故〟を指摘する声も。〝空飛ぶ茶室〟構想に関しても「面白い」「見たかった」「また戻って欲しい」と待望論が上がる一方で「そのセンスは…」と絶句する声も相次いでいる。

〝文春砲〟のもらい事故案件で言えば、昨年11月に道交法違反(ひき逃げ)容疑などで逮捕、釈放された俳優・伊藤健太郎にまつわる記事の中で、伊藤の元カノとして女優の小松菜奈と馬場ふみかの実名がしれっと記されたことは記憶に新しい。

周囲も巻き込む破壊力にはお手上げだ。

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