【春場所】〝小結対決〟制した高安6勝目 V争いは意識しすぎず「まず勝ち越してから」

高安

大相撲春場所6日目(19日、東京・両国国技館)、小結高安(31=田子ノ浦)が小結御嶽海(28=出羽海)を破って5勝1敗。

左四つから相手に巻き替えられると、上手になった左から上手出し投げを決めた。取組後は「いいところでまわしがとれました。引かないこと、それだけ考えて我慢しました」と振り返った。

この日、幕内妙義龍(34=境川)が初黒星を喫し、自身を含めて大関朝乃山(27=高砂)、関脇照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)ら6人がトップに並んだ。それでも初優勝に向けては「まず勝ち越してから。一番一番取っていきます」と気を引き締めた。

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