ゆきぽよ “空白の2か月”語る 樹木希林さんに感銘「私が悪い、私が悪いとなる必要はない」

赤裸々に語ったゆきぽよ

親密だった男性X氏がコカイン使用で逮捕されて騒ぎになり、活動を控えていたギャルタレント・ゆきぽよ(24)が〝空白の2か月〟について語った。騒動直後はヘコんだが、女優の故樹木希林さん(享年75)やタレントの黒柳徹子(87)のエッセーから金言を授かった。読書に目覚めたようで、作家挑戦の可能性を聞くと「自分で書ける器になれば!」と意欲を示した。

ゆきぽよは、2019年5月に自宅マンションで親密だった男性X氏がコカインを使用して警視庁に逮捕され、昨年9月に懲役1年6月の実刑判決を受けたと今年1月発売の週刊文春で報じられた。その影響はハンパなく、活動のセーブを余儀なくされた。今月下旬から再稼働するのを前に取材に対応。昨報の前編に続き、後編は〝空白の2か月〟を明かした。

――この2か月間は

ゆきぽよ 最初の数週間はメンタルをやられて何も手につきませんでした。カウンセリングにも(複数回)行って。

――ライザップでダイエットしているはずだが、心労でやせたりは

ゆきぽよ それは逆です。ストレスであれ食べたい!これ食べたい!となって、太らないかと不安でした。東スポさんかな、〝病んで激ヤセしたからライザップの必要ない!〟とか書いたのは。逆に太らないか心配だったんです。体重はきれいに(段階を踏んで)落ちましたし、食べられなくなった事実もないです。

――失礼しました

ゆきぽよ (笑い)最近、読書を始めました。

――それは良いこと

ゆきぽよ 周囲から「本は人生の財産になるから」と言われて。〝何言ってんだろ〟〝本なんて読めないし〟と思ってました。でも、好きじゃないけどやってみるかと。

――何を読んだ

ゆきぽよ(名作)絵本の「100万回生きたねこ」。この猫は自分と似た状況だなと、(騒動後も)周りにいてくれる方を大事にしようと思いました。(一連の騒動で)怖いことを言われたりもしたけど、周りの人がいたからこその自分だなと思いました。

――〝怖いことを言われた〟とは何かあった

ゆきぽよ 事実じゃない記事とかのことです。そういうのは怖いなと思いました。事実だけ書いてほしいです(笑い)。

――ほかに読んだ本は

ゆきぽよ 樹木希林さんの「120の遺言」です。その中に〝頑張りすぎてはいけない。でも、へこたれてもいけない〟とあって。私が悪い、私が悪いとなる必要はない。でも、反省を止めるのはいけない。経験に変えて次のステージにいかなければいけないと思いました。

――何冊読んだ

ゆきぽよ 4冊です。黒柳徹子さんの「チャックより愛をこめて」では、黒柳さんも報われない(時期があった)とかそういうことが書いてあって。米国に(留学へ)行ってた時、言葉が通じないところでやっていかないといけなかったとか。人生の財産になって考え方が変わりました。

――では、将来的に自分で執筆することは

ゆきぽよ 本をたくさん読んで、言葉をたくさん知って、自分で書ける器になれば書けたらいいな。なんでもやりたいと思ってます。(読者に)希望を与えられるような本を書きたいです。

――最後に、今後は

ゆきぽよ ホントに変わったねといつか思ってもらえるような大人の女性になりたいです。

――ちなみに騒動中、支えてくれた彼氏は

ゆきぽよ いないです。いても記事(で公)になるのはイヤ。SNSで自分から報告するだろうし、できたら連れてきますね!

☆ゆきぽよ 本名・木村有希。1996年10月23日生まれ、神奈川県出身。T158・B80・W65・H92。日本人の父、フィリピン人とスペイン人のハーフの母を持つ。2012年にギャル系ファッション誌の読者モデルとしてデビュー。17年に「バチェラー・ジャパン」(Amazonプライム・ビデオ)のシーズン1に出演して注目された。

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