国際サッカー連盟(FIFA)は19日、オンライン上で理事会を実施。新型コロナウイルス感染症対策などについて話し合った。
FIFAは「サッカーにおける最優先事項は選手の健康である。世界中で公衆衛生の状況が進展する中で、この観点を維持しなければならないと認識している」との考えを確認。公開された昨年の財務報告書によると、約2億7100万ドル(約295億4000万円)が加盟協会への新型コロナウイルス関連の特別支援に充てられたという。
来年にはカタールW杯(男子)が行われる。世界各国で予選の延期が相次いでいるものの、ジャンニ・インファンティーノ会長(50)は「スタジアムが満員になると確信している」と通常開催に意欲を示した。
また、女子W杯はこれまで理事会で開催地を決めていたが、今後は男子W杯と同様に加盟協会が参加する総会で選出する方針を固めた。