【ソフトボール】ヤクルト元監督の古田敦也氏が新理事に就任「見る側も面白い競技」

古田敦也氏

日本女子ソフトボールリーグ機構は20日、都内で会見を行い、プロ野球・ヤクルト元監督の古田敦也氏(55)と元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(49)らが新理事に就任すると発表した。

来年春の新リーグ開幕を前に、島田利正(65)代表理事兼チェアマンはかねて「世界最強の女子ソフトボールリーグ」を目標に掲げている。古田氏は島田氏からラブコールを受けたといい「野球出身なので考えるところもあったが、ソフトボールは野球と近いところもある。(パリ)五輪では正式競技から排除された。東京五輪では開催されるが、その先を考えたときに国内を盛り上げるのは非常に大切だと思う」と胸中を明かした。

その上で「(以前)テレビ局の企画で(ソフトボールの投手と)対戦したが、全く打てなかった。一線級のプロ野球選手が出てきても三振をする。僕も上野由岐子投手(38=ビックカメラ高崎)の球なんてかすりもしなかった」と振り返り「投手だけじゃなくて内野の守備もよかった。非常にスピード感があって、見る側も面白い競技」と好印象を口にした。

今後に向けては「非常に魅力的な競技である。島田さんのソフトボールを通じて地域を盛り上げたいという気持ちには賛同できる。微力だが、お手伝いができたら」と決意を述べた。

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