巨人・坂本 同級生のマー君にリベンジ宣言「次は打てるようにしたい」

楽天・田中将に中飛で打ち取られた巨人・坂本

巨人・坂本勇人内野手(32)が20日の楽天とのオープン戦(東京ドーム)で、楽天の田中将大投手(32)と8年ぶりに対決。結果は四球、中飛だった。

2人は小学生時代に大阪の「昆陽里タイガース」でチームメート。その後、チームは違えどプロの道に進み、2013年の日本シリーズ第7戦で対戦したのを最後に、田中将はメジャーに渡り、坂本は巨人ひと筋でチームの屋台骨を支えてきた。

腰の張りで欠場していた坂本にとっては、この日が7日ぶりの復帰戦。「3番・遊撃」でスタメン出場し、結果は無安打ながら2打席目の中飛はフェンスギリギリの打球で、スタンドをどよめかせた。

2打席で交代した坂本は「開幕までの時間を有意義に使って、良いコンディショニングで臨めるように準備していきたい」と自己管理を最優先としながら、やはり気になったのはレジェンド右腕の存在だ。「マウンドでの立ち姿、マウンドさばきを見ていると純粋にかっこいいなという気持ちで引き込まれていきました」と語ったが、このままでは終われない。

直近で再戦の可能性があるのは5月25日からの交流戦3連戦。その先にはポストシーズンでの再び激突することも考えられるが、坂本は「公式戦で対戦できることを楽しみにして、次は打てるようにしたいです」とキッパリ。ライバルストーリーはまだまだ続く。

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