森葉子アナ結婚&妊娠の裏にあったテレビ朝日の「セクハラ騒動」

結婚&妊娠が明らかになった森葉子アナ

テレビ朝日・森葉子アナウンサー(34)が昨年8月に結婚し、現在妊娠中であることが、20日に報じられた。なぜこれまで事実を伏せていたのかについては、さまざまな見方が出ている。

同局の看板ニュース番組「報道ステーション」でフィールドキャスターとして事件現場取材、リポートをこなしている森アナは、170センチの長身、美貌で知られる。

昨年8月、一般企業勤務の男性と結婚。現在妊娠6か月で今夏出産予定だという。今後は体調と相談しながら産休に入るが、出産後も仕事は続ける意向だ。

剣道四段の腕前の森アナと同じく、一昨年に出会った夫も社会人野球選手だったというスポーツマン夫婦。テレ朝広報も森アナの結婚・妊娠の事実を認めたというが、局内ではこんな声が上がっている。

「入籍した時点で発表してもよかったのだろうが、コロナ禍の状況を踏まえてしなかったようだ。ただ今後、産休で番組を離れる時にはいずれ言わないといけないので、安定期となった今、関係者が一部メディアにリークした形。積極的に発表しなかったのは2年前の“あの騒動”を蒸し返されるのを避けたかったのもあるのでは」(関係者)

その騒動とは2019年9月に発覚した「報道ステーション」の男性チーフプロデューサー(CP)による“セクハラ問題”だ。本紙がスクープし、週刊誌も報じたが、その被害者となった局内の女子アナや女性スタッフは10人以上にのぼる。その中に森アナがいたのだ。

森アナの被害は同年5月、CPとの飲食後、自宅までタクシーで送られ、無理やりキスされたうえ、自宅内に侵入されそうになったというものだった。

「被害者として唯一実名を報じられた森アナはかなりショックだったようで、その騒動の最中に知り合い、支えになったのがダンナさんだったようです。セクハラ被害を含め、そのあたりを詮索されたくなかったから、結婚も公表しなかったのではないか」(前出関係者)

結婚&妊娠が同時に報じられた裏には、こうした事情があったようだ。将来は「報道ステーション」の顔となる有力候補といわれる森アナだけに、産休後もまた元気な姿を見せてほしいものだ。

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