ソフトバンク・グラシアルが実戦初ヒット 合流遅れも「不安材料は一切ない」

左前打を放つグラシアル(20日、福岡PayPayドーム)

ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(35)が、20日の広島戦(ペイペイ)で今季の実戦初ヒットを放った。

初のオープン戦出場となった前日の同カードは2打席でノーヒットに終わったが、この日は2回の第1打席で左前にクリーンヒット。続く中村晃の右前打で三塁まで好走塁で進塁し、同点のホームを踏んだ。

コロナ禍での来日の遅れに加えて、2週間の自宅待機期間もあり、チームに合流したのが3月2日。慎重に調整を進めてきた。

「まず1本出たことは良かったし、いいスイングだったと思う。打席の感覚もいいし、不安材料は一切ない。あとはしっかりトレーニングをして、ベストの準備をして3月26日の開幕を迎えたい」と力強くコメントした。

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