【横浜DeNA】浜口が初の開幕投手に「一球一球、魂込めて」

試合後、ファンの前で行われた出陣式であいさつする開幕投手の浜口(右から2人目)

 横浜DeNAの浜口遥大投手(26)が今季の開幕投手を務めることが決まった。20日のロッテとのオープン戦(横浜)後に行われた出陣式で、三浦大輔監督が発表。5年目で初の大役を射止めた浜口は「三浦監督に初勝利を届けられるように一球一球、魂を込めて投げていきたい」と5千人近いファンの前で誓った。

 昨季6勝5敗に終わった左腕は春季キャンプ前から開幕投手を目指す旨を宣言。昨シーズン中盤に今永が離脱して先発陣が崩れたことも踏まえ「ここ数年、成績も付いてきてなかったし、僕自身にハッパを掛ける意味があった」。キャンプから精力的にブルペンで投球練習を重ね、オープン戦は3試合計9回で2失点と結果を積み上げてきた。

 7度の開幕投手を務めた三浦監督は「開幕投手をやったものにしか分からない独特な雰囲気を味わって、一回り二回り大きくなって、先発陣を引っ張ってもらいたい」と期待した。

 また、イベントではルーキー入江、牧、池谷の開幕1軍入りも発表された。23年ぶりのリーグ優勝へ、主将佐野は「まずはしっかり打撃で引っ張り、キャプテンとして先頭に立って突っ走っていきたい」と約束した。

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