死球を受けた楽天・浅村は21日巨人戦欠場 実戦調整なしで開幕へ

19日のヤクルト戦で死球を受けた浅村

楽天・石井一久監督(47)は19日のヤクルト戦で左わき腹に死球を受けた浅村栄斗内野手(30)を21日の巨人戦(オープン戦=東京ドーム)でも起用しない方針を明らかにした。

この日でオープン戦は終了するため、最後の2試合を欠場する浅村は二軍戦を含め実戦で調整することなく26日の開幕戦に向かう。

石井監督は「骨にはダメージがないので出場しない方向で大事を取る。(室内で)スイングをしたりはしているので1、2打席のためにいろいろなことが狂ってくるのはよくない。しっかりシーズンに備えてもらいたい」と説明した。

調整に二軍戦を使わない方針については「目先にあまりこだわりたくない。これで開幕で打てなかったら、そこをみんな言ったりもするし、打ったら言わなかったりもする。一喜一憂せずシーズンの500打席以上を見据えてやっている」と断言し、浅村に対する万全の信頼を語っていた。

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