中日が21日の日本ハムとのオープン戦(バンテリン)に9ー2で快勝。福留と大島のアーチを含む16安打の猛攻にバンテリンドームのスタンドは何度も大きな拍手に包まれた。
初回に1点を先制された中日だが、この日はすぐに反撃。2回に4安打を集中して逆転すると4回には高橋周の2点適時打、6回にも福留の代打本塁打などで追加点をあげ日本ハムを突き放した。
オープン戦ではなかなか打線がつながらなかった中日だが、最終戦でようやく主力のバットにも快音が戻ってきた。この日3安打の阿部は「今日、立浪さんから『少し開くのでもう少しセンターを意識した方がいい』とアドバイスをいただき、それを意識したのが良い結果につながったと思います」と手応えを感じた様子だ。
「これをいかに続けていくかが大事。兆しが出てきたことはいい安心材料」。5日後に迫った開幕戦を前にしての打線爆発に与田監督も安堵の表情を浮かべた。