舛添要一氏 宣言解除に“怒”!「はっきり言って無様」「爆発的に増える。5月の連休ぐらいにアウト」

舛添要一氏

国際政治学者の舛添要一氏(72)が21日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。新型コロナ対策として発令されていた緊急事態宣言が全面解除されることに強い警戒感を示した。

首都圏の感染者数や人出が微増傾向にある中での解除に、舛添氏は「何もしないで2週間延長したら、何も起こらないのは当たり前」と断罪。「例えばフランスとかイタリアとかはものすごい都市封鎖やってるんですが、『やったけど効果がなかったから止める』って言った政府は初めて。ヨーロッパがまたやってるのは『解除してからダメになったからまたやる』と言ってるわけで、何もしないでこれはひどい。ちょっと無様です。はっきり言って」と強い口調で指摘した。

さらにこれで新規感染者は「爆発的に増えると思ってます」と分析。理由について「実行再生産数(1人が何人にうつすかの指標)が下がってない。東京と埼玉は1以上ですよ。千葉も神奈川も0.9程度ですから。関西を見てください。解除して、大阪は上がってきている。昨日なんてすごい人出ですよ」と語った。

その上で「そのままのトレンドが続くならば、4月の半ばから5月の連休ぐらいにアウトじゃないかなと思ってます」と警鐘を鳴らした。

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