阪神がオープン戦優勝 矢野監督は「佐藤輝が入って打線もまた面白みができた」

矢野監督

佐藤輝効果!? 猛虎が2016年以来のオープン戦優勝。阪神は21日のオリックスとのオープン戦最終戦を1―1で引き分けとし、9勝2敗2分けで、この日広島戦で敗れたソフトバンクとの争いを制した。

試合後、矢野監督は「チームとしてやりたいこと、キャンプから取り組んできたことはしっかりしたものが出せた。練習含めて実戦から当たり前の基準を上げていこうと言っていたなかで、当たり前のレベルも上がってきた」と、就任3年目でかつてない仕上がりだと手応えを口にした。

また、オープン戦ではドラフト1位新人・佐藤輝も6本塁打と気を吐き、開幕1軍と先発をほぼ確実なものに。「佐藤輝が入ったなかで打線もまた面白みができたと思うし。でも、一番の手応えはやっぱりピッチャー。両方の投打のバランスができたというのが手応えかな」

まずは05年以来遠ざかっている16年ぶりのリーグVへ向けて収獲の多い助走期間となった。

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