日韓戦を前に韓国メディアが敗北想定して言い訳準備「ベストメンバーではない」

活躍が期待される南野

サッカーの日韓戦(25日、日産)へ向けて韓国代表メンバーが手薄になり続けている。新型コロナウイルス禍の中、日韓両国で開催に反対する声は根強いものの、実際の対戦が近づくと、やはり勝敗が気になるのか。韓国メディアは、今回はベストメンバーではないと強調し始めた。

同国紙「朝鮮日報」は、14日のアーセナル戦で負傷したエースFW孫興民(トットナム)をはじめ、FW黄喜燦(ライプチヒ)らケガや検疫の関係で招集できない主力が10人おり、最精鋭で臨めないとした。また同国紙「江原道民日報」は、エースをはじめ招集できない選手の続出で今回のメンバー構成を〝二軍〟と表現。日韓戦への懸念を伝えた。

どんな状況であれ、負けたくないのがライバル対決だが、今回ばかりは韓国メディアも分が悪いとの思いのようだ。実際、日本代表はフランス1部マルセイユのDF酒井宏樹とDF長友佑都の両サイドバックは不在だが、MF南野拓実(サウサンプトン)やDF吉田麻也(サンプドリア)の招集に成功している。

日本代表としてはホームに〝二軍〟を迎え入れる一戦で負けるわけにはいかない。万が一敗れるようなことがあれば赤っ恥。直近対決の2019年12月の東アジアE―1選手権では0―1で敗れているだけに、前回のリベンジを含めて完勝を求められそうだ。

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