なぎなた女子団体 松浦、入賞ならず 「夏こそは」再起誓う

【なぎなた女子団体3回戦、水戸三―松浦】松浦の中堅四田(左)がメンを狙う=兵庫県伊丹市、伊丹スポーツセンター体育館

 なぎなた女子団体の松浦は3回戦で水戸三(茨城)に1-2で惜敗。主将の小川は「丁寧にいきすぎて、消極的になってしまった」と悔しさをにじませた。
 初戦の2回戦は完璧な内容だった。先鋒田郷が積極的な攻めから相手の反則を誘って判定勝ちすると、中堅四田、大将小川が一本勝ち。3-0で埼玉栄を圧倒して、2018年に3位、19年に5位入賞したチーム同様の力を示した。だが、3回戦は板垣監督が「想定外」という反則もあり、流れをつかみそこねた。指揮官は「もっと(上に)行かないといけない大会だった」と振り返った。
 昨年はこの大会をはじめ、地元松浦市で開催予定だったインターハイもコロナ禍で中止となり、他県の選手以上に試合ができない悔しさを味わってきた。2試合連続で一本勝ちした四田は「先輩たちの気持ちも背負って、夏こそは日本一を目指す」と再起を誓っていた。

© 株式会社長崎新聞社