株式会社金の星社より、 女優・室井滋さんと、 絵本作家・長谷川義史さんによる絵本「しげちゃんシリーズ」第3弾 『しげちゃんの はつこい』 が3月下旬に出版される。『しげちゃん』（2011年5月刊）、 大型絵本『しげちゃん』（2013年1月刊）、 第2弾『しげちゃんとじりつさん』（2016年7月刊）は、 シリーズ累計10万部突破。小学校3年生になり、 ちょっぴりお姉さんになった しげちゃんと転校生の、 ほんのり切ない物語。
しげちゃんは小学校3年生。 新学期が始まって、 クラスみんなの顔と名前を覚えたころ、 転校生がやってくる。ヒュ～っと痩せて色白の男の子、 佐枝一郎くんこと“サエちゃん”。 学習係の しげちゃんは、 先生から「教科書がサエちゃんに届くまで見せてあげなさい」と言われ、 机をくっつける。大阪から来たサエちゃんは、 はじめこそクラスのみんなに からかわれていましたが、 だんだんとクラスの人気者に。 勉強方法を教えてあげたりと親しくしていた しげちゃんは、 サエちゃんを囲む輪に入れず、 ポツン……転校生は、いつの間にかクラスの人気者に。
ところが しばらくすると、 サエちゃんは学校に来なくなってしまう。 先生に、 給食のパンとジャム、 ジュースをサエちゃんのおうちに届けるよう、 お願いされた しげちゃんは……。小学校3年生になったしげちゃんと、 転校生のサエちゃんの、 友情と淡い恋心に 胸がキュンとするお話。
室井滋 コメント
この度、 しげちゃんシリーズ第3弾『しげちゃんの はつこい』をお届け致します。 タイトルの通り、 今回はしげちゃんの初恋のお話です。 ポッと頬染めた淡い想い。 理由も分からずチクチク胸も痛みました。 本書をめくりながら、 心の引き出しを開けてください。 甘酸っぱい日々が蘇り、 大好きだったあの人の面影も……。 もう一度心弾ませ、 元気な春をお迎え下さいね。
長谷川義史 コメント
あの幼かったしげちゃん 野原を走り回っていたしげちゃんが。 水たまりにうつる自分の姿を見つめます。 まだ気付かない恋する自分を。 映画のような切ないけれどドキドキするそんな絵本です。
