子育ての"つらさ"から救いたい。ママ・パパの共感を呼んだ『ママ、怒らないで。』が新装改訂版で登場!

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは2021年3月19日に『ママ、 怒らないで。 (新装改訂版)』(斎藤裕・斎藤暁子 著)を刊行。

子育ての“つらさ” は、 自分のせいでも、 子どものせいでもなかった。コロナウイルス感染拡大にともなう外出自粛により、 家族での時間が増えたことや「コロナ疲れ」など様々な要因によって、 DVや虐待問題が深刻化している。

子どもの成長がうれしく楽しいばかりと思っていた子育てが、 「つらい」「大変」「なぜこうなんだろう?」「私の子育てが間違っているのだろうか?」と悩み、 つい怒鳴ってしまう。 些細なことでイライラしてしまい、 怒りたくないのに子どもを怒ってしまう。 ……そんなママ・パパも多いのではないだろうか。

実は、 ママ・パパが子育て中に“つらさ”を感じるとき、 子どもの姿に小さい頃の自分が重なり、 自分の子ども時代の心の痛みを感じていることが多々ある。わが子を通して、 小さい頃の自分の体験や感情の再現が起こっているということだ。本書は、 そういった子育て上の悩みを抱える方々(「アダルト・チルドレン」)が“つらさ”の原因を知り、 “つらさ”から解放されるための本。子育てでつらくなったとき、 ヒントがほしいとき、 何かを変えたいと思ったときにおすすめの1冊。

Amazon 親子関係部門で数か月1位となった あのロングセラーが「新装改訂版」 に出版から5年目を迎えた『ママ、 怒らないで。 』 が、 このたび新装改訂版として生まれ変わった。初版出版後、 著者が書籍を読まれた方々のカウンセリングを行ってきてわかってきたのは、 『子どもに自分と同じ苦しみを味わわせたくない』『同じ不幸を連鎖させたくない』『その場しのぎではなく、 根っこから変わって子どもに害を与えない親になりたい』という思いから、 そのための知識や術を模索している方が非常に多いということ。

そこで、 今回の新装改訂版では、 安全・安心を実感できる子育てのために欠かせない知識を注ぎ込んでいる。初版の『ママ、 怒らないで。 』では、 『アダルト・チルドレン』、 『機能不全家族』、 『毒親』、 『嗜癖』、 『トラウマ』、 『虐待』、 『インナーペアレント』といった用語を取り上げながら、 主に親自身が抱える“子育てや対人関係における困難さ〞と向き合う内容。

今回の新装改訂版では、 初版の内容に加え、 『複雑性PTSD』について簡単に触れ、 新たに 『心理的虐待(心理的マルトリートメント)』、 『愛着(アタッチメント)に関わること・問題』を加えている。これらはどれも、 「親自身の、 子育てや対人関係に関わる悩みや問題の改善・解決のために」、 同時に「子どもの個性や可能性、 自己肯定感を奪わないために」、 欠かせない知識。

また、 これらの問題の多くは、 次の世代へと伝播(連鎖)しやすいという特徴を持っているものでもある。誰もがそのことを知らない時代だったために、 無意識のうちに受け継がれてきた“負〞 の連鎖を断ち切って、 私たちの代で、 安全・安心を実感できる時代を築いていこう。

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