森保ジャパン日韓戦 代表戦士が明かす韓国攻略のカギ

オンラインで取材に応じる西川

サッカー日韓戦(25日、日産ス)に向けて森保ジャパンが勝利するための秘策とは――。

日本代表は22日から神奈川県内で合宿を開始し、4選手がオンラインで取材に応じた。フルメンバーが招集できる日韓戦は10年ぶりということで大きな注目が集まっているが、MF川辺駿(25=広島)が韓国攻略のカギを明かした。

「本当にバトルの部分がより激しくなる相手。そういう部分で負けたら、試合にも負ける戦いになる。そういう相手の得意な部分で負けないことが結果を左右する。気持ちだったりバトルの部分が重要で、その部分で負けちゃいけない」と宿敵との対戦へ心構えを説く川辺。精神面の重要性を強調する一方で、韓国の〝弱点〟もしっかり把握している。

「ガツガツ来るぶん、自分たちが良い距離感でワンタッチ、ツータッチではがせれば決定機が増える。リスクと、自分たちがボールを握って相手をはがすバランスを大事にしないといけない。自分たちがラフにボールを蹴るだけだと良さは出ないので、しっかりポジションを取ってタイミングを図ってはがすのが重要になる」と攻略のポイントを説明。韓国はボールの奪い合いで非常に激しくチャージしてくるがその特徴を逆手に取って、前のめりで来る相手からボールを奪って効果的にカウンターを仕掛ければ決定機を作り出せるというわけだ。

この点に関してはGK西川周作(34=浦和)も「球際や切り替えが大事になってくる」と同調している。相手の反則覚悟の猛チャージをいかにかわせるかが、森保ジャパンの勝利を左右する重要なポイントとなりそうだ。

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