ノンスタ・石田と中山美穂が「警視庁ゼロ係」に参戦

NON STYLEの石田明と中山美穂が、テレビ東京系で4月30日にスタートする金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜Season5」(金曜午後8:00)にレギュラーキャストとして出演する。

本作は、警察小説や時代小説を生み出す富樫倫太郎氏の「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社)をドラマ化。杉並中央署「なんでも相談室」(通称・ゼロ係)の“空気は読めないが事件は読める”エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三(松下由樹)の“迷コンビ”による人気シリーズで、16年1月クールから放送が始まり、19年7月クールにSeason4が放送されている。連続ドラマとしては同枠初のシーズン5で、小泉、松下にとっても連ドラ出演作でシーズン5は初となる。

石田が演じるのは、警視庁捜査一課に配属されたものの、警視庁の参事官を誤認逮捕してしまい、不本意にも「なんでも相談室」の新メンバーとなってしまう大林夏彦。夏彦は、1月に放送されたドラマスペシャルに登場した、静岡県警・須那署「よろこんで相談室」に勤務する大林秋彦の双子の弟にあたる。

自身の役柄について石田は、「スイーツと黄緑色をこよなく愛するナルシスト。本当に捜査一課にいたのか疑問に思うくらい、ゼロ係になじんでいることに自分だけが気付いていない。なんともかわいらしいキャラクターです」と紹介しつつ、「『ゼロ係』の撮影はめちゃくちゃ和気あいあいとしていて最高です。こんなにすぐに受け入れてくれるのかと驚きました。そして皆さんのアドリブが楽しい。なんかずっとヘラヘラしてしまっています。キャラが強い皆さんに埋もれないよう頑張ります。視聴者の皆さんが大好きなあの空気感。あの空気を壊さないのはもちろんのこと、さらに好きになってもらえるよう頑張ります。そして楽しみます」とコメント。

一方、中山が演じるのは、捜査一課の管理官・保科玲。冬彦が10年前に科学警察研究所にいた時のチーム長で、冬彦とは深い関係があるとされている。

中山は出演にあたり「非常にクールな役で、謎も多く、回を追うごとにどんどん分かってくることがあるのかなと思います。私自身まだ知らないのですが…(笑)。今回初めて刑事役を演じるのですが、実感がまだないんですよね。それらしく見えていたらうれしいです」と、意外にも刑事役に初挑戦することを明かしつつ、「撮影現場の雰囲気がすごくいいので、このまま乗り切れたらいいなと思っています。小泉孝太郎さんとは、過去に2回共演していて、2回とも弟役でした。今回もある意味、姉弟じゃないですけど、ちょっと弟っぽい感じがするので、懐かしいですね」と今後の撮影に期待を寄せている。

ほか、名前の通り周りからは“鬼のようだ”と恐れられている警視庁捜査一課警部・鬼塚純平役で本宮泰風、警視庁捜査一課刑事・前田敦役で木戸邑弥が出演が発表されている。また、ポスタービジュアルも解禁となり、小泉ほかゼロ係のメンバーが水鉄砲を構えているビジュアルが披露されている。

なお、イチゴ、スイカ、唐辛子、トマト、サツマイモと、これまでも赤い食べ物がトレードマークの冬彦。今回はベビーキャロット(ニンジン柄)。いたるところにニンジンが散りばめられたキャロットファッションにも注目だ。

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