日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)による新型コロナウイルス対策連絡協議会が22日に開催され、興行でのラウンドガールを4月から再開することを認める決定をした。
ボクシングの〝華〟が戻ってくる。国内のプロボクシングでは、昨年7月に興行が再開されて以来、ラウンドガールがリングに上がることは許可されていなかった。
それがこの日の連絡協議会で「4月からは興行前日のPCR検査。または当日にJBC立ち合いで行う抗原検査で陰性が証明された場合は、リングに上がることを認める」という決定がされた。
これは「テレビやインターネットによる中継を華やかにしたい、との要望があったため」(安河内剛JBC事務局長)と説明した。
昨年9月の興行では、複数のラウンドガールが控室で飲酒し、一部が酩酊状態で会場内を徘徊する不祥事があった。
コロナ禍においてボクシングに華やかさが戻ることは大きな前進。それだけに主催者には興行での厳格な運営が求められる。