米セレブ一族カーダシアン家の末っ子でモデル兼起業家のカイリー・ジェンナー（２３）のツイートが大炎上している。
米紙ＵＳＡトゥデーによると、カイリーは先週末、交通事故で大けがをしたメークアップアーティストの友人のため、クラウドファンディング「ＧｏＦｕｎｄＭｅ」で必要な治療費６万ドル（約６５０万円）のうち、１万ドルを目標に、ファンに募金を呼びかけるプロジェクトを立ち上げ、半分の５０００ドル（約５４万円）をカイリー自身が寄付したのだ。
すると、このツイートは瞬く間に炎上。
ツイッター利用者からは「億万長者がファンから治療費の寄付をたかる、その厚かましさが彼女の性格をよく表している」「自分の娘（３歳）には１万５０００ドル（約１６３万円）のハンドバッグを買うくせに、ファンからカネをせびるとは」などと痛烈な批判を集めている。
というのも、カイリーは起業したコスメビジネスが大成功。米経済誌「フォーブス」による世界の著名人を年収額で番付した「２０２０年版セレブリティー１００」で堂々の１位。昨年の年収は５億９０００万ドル（約６４２億円）で、総資産額は９億ドル（約９７８億円）とされる。
にもかかわらず、自分の友人を助けるため、ファンに援助を求めるとは厚顔すぎるというわけだ。
中には「６万ドルの治療費を払うことって、彼女にとっては６ドルほどのプレミアムラテを買うくらいのものでしょ」や「５０００ドルの寄付なんて収入の割合からするとたった５６セント（約６０円）ほどのもの」など、皮肉たっぷりのツイートも。
一方、募金は２１日現在、すでに目標額の１万ドルを大幅に超え、１０万ドルに迫る勢いで、新たな目標額は１２万ドルに再設定されている。
